Marvin Redpost『Kidnapped at Birth?』読了。SSSでも評判のMarvin Redpostシリーズの1作目です。 Marvinが、他の家族と異なり自分だけ赤い髪・青い目をしていることから、自分をShampoon王の息子だと空想(妄想?)し始めます。でも、周りの子供たちも信じてしまい、「嘘から出た真」状態に。百万分の一の確率で一致した血液検査の結果をMarvinが冷静に受け止める場面が見所。

それにしても、Marvinの両親は息子に「自分の本当の親はあなた達じゃない」なんて言われて堪らなかったでしょうねえ。子供の残酷さもちゃんと描けている、ということでしょうか。まあ、最後にはMarvinが見事な優しさをみせて、「めでたしめでたし」でしたけど。

本書を読んで、『キン肉マン』の「キン肉星王位争奪編」を思い出しました。我ながら、古いなあ。

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