Louis Sachar「Marvin Redpost」『Class President』YL(2.5)読了。Marvinたちのクラスに大統領がやって来るお話。生徒は一人一問ずつ質問することにあるのですが、Marvinがあらかじめ考えていた質問が二つとも他の生徒に先に言われ、慌てふためくさまが面白い。この経験は誰にでもありますよねえ。


大人なら、「私が言おうと思っていた質問を先にされてしまったのですが…」とか何とか言っている間に新しい質問を考える、というテクを使うでしょう。でも、Marvinはそんなに世慣れてないので、とっさに思いついた質問をします。その質問が、なかなか見事でした。なんか、トコトン追い詰められて、最後の土壇場で面白いギャグをひねり出すお笑い芸人を連想してしましました(笑)。


Marvinの家族が、約束を守らなかったMarvinに怒って、Marvinが何度も(大統領が自分のクラスに来た)テレビ番組をつけて、と言っても聴いてくれないのも楽しい。Marvinの両親はあまりテレビを子供に見せない教育をしているようですね。最近の研究では確かに、幼い時にテレビを見せ(すぎ)るのは子供によくない影響を与える、という報告がありますからね。意外と科学的な両親なのかも(?)。


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