11月19日(土)、一日目


開会の挨拶の後、中学生の方のスピーチから幕を開けました。情感のこもった表情豊かな姿が印象的でした。

続いて絵本の読み聞かせ。PowerPointにスキャナで取り込んだ絵本の各ページがスクリーンに映されました。絵本、PowerPoint、スクリーンという組合せに反発を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、大勢の前で読み聞かせるには効果的な手段だったと思います。どの方の読み聞かせも、本当に見事でした。


午後は、まず酒井先生の講演。相変わらずのパワー溢れる熱弁でした。「100万語多読ができるまで」に様々なドラマや経緯があったのだなあ、と思いながら、とても楽しくお話を聴きました。


その後、タドキスト自己紹介。一冊の本を紹介することになっていました。私は、Arnold Lobel『Frog and Toad All Year』で行きました^^;)。余りに有名すぎて、あんな場で敢えて「一冊の本」の本に挙げるには少し躊躇しました。でも、本書の一章「ICE CREAM」は、多読で初めて大笑いして、心底楽しめた思い出があるので、これにした次第です。来年は、もう少しYLの高い本を紹介できるようになりたいなあ。


夜は、オフ会。全国から終結したタドキストの方々とお話できる貴重な機会でした。Web上でしか知らない方と実際にお会いすると、自分が勝手に描いていたイメージと全く違ったりして、驚いたり、それがまた楽しかったりもします^^。

一次会の後も、結局、私は二次会、三次会、まで出たことになるのかな。普段はあまり聴けないようなお話が聴けました。多読教育の専門的な話などは、私はついていけませんでしたけど^^;)。多読教育普及の難しさの話を横で聴いていると、T.クーンのパラダイム論を思い出しました。