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Patricia Hermes「Penguin Readers Level 2」『Fly Away Home』読了。GRの中でも屈指の傑作と名高いのが本書です。酒井先生の『快読100万語!　ペーパーバックへの道』(ちくま文庫)でも「おすすめ」されていました。

母親を亡くしたAmyが、それまで別れていた父親と暮らすことに。でも、Amyはなかなか打ち解けません。そんな折、Gooseの卵をAmyが見つけて…。というのがこの話の導入です。Amyと父親が共にGooseを世話するうちに、二人の心が近づいていくのがひとつの見所です。最後の方で、父親がAmyに言うセリフは、なんとも格好いいなあ。

本書には、よく理解できない箇所もありました。Gooseの羽をむしりとるぞ！、と脅していた変な男がいたようでしたが、何だったんでしょうか。また、“marsh”というのは、場所を表している単語と思われますが、意味がよく解りませんでした^^;)。でも、細かいところでわからなくても、ストーリーを楽しめたのだからいいのです。

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